イオン | みくあす化学館

Sponsored link

イオン

 

今回は、イオンについて。

 

 

原子の電荷

 

原子は、原子核と
その周りを回る電子でできていますね。

 

原子核は陽子と中性子の塊なので
+の電荷を持っています。

 

電子は-の電荷を持っています。

 

 

普通、陽子の数と電子の数は同じです。

 

酸素原子なら陽子が8個、電子が8個あります。

 

+と-が同じ数なので、
全体で見ると電荷はありません。

 

+でも-でもなく中性です。

 

原子は普段は中性なのです。

 

 

陽イオン

 

ところが、
電子の数は変わることがあります。

 

 

例えば、
ナトリウムの1つの電子は
すぐにどこかへ行ってしまいます。

 

 

ナトリウムは普通は
陽子11個、電子11個ですが、

 

電子が1個どこかへ行ってしまって
陽子11個、電子10個になることがよくあります。

 

+が11個、-が10個なので、
全体で電荷は+1です。

 

 

このように、陽子の数と電子の数が
つり合っていない状態をイオンと言います。

 

 

電荷が+1になったナトリウムは
ナトリウムイオンです。

 

プラスの電荷を持っているので、
これは陽イオンと言います。

 

 

イオンの電荷は、
元素記号の右上に示します。

 

Na+1

 

こんな感じです。
これをイオン式と言います。

 

陰イオン

 

では、別の例を見てみましょう。

 

 

塩素原子は、
陽子17個、電子17を持っています。

 

塩素は、どこかから電子を
1個奪い取ってくる性質があります。

 

そうすると、
陽子17個、電子18個になりますね。

 

 

陽子と電子の数が合ってないので
これもイオンです。

 

 

このように、
イオンになることを
イオン化と言います。

 

イオン化した塩素は
+が17個、-が18個なので
全体で電荷は-1です。

 

 

今度はマイナスの電荷を持っているので
これは陰イオンと言います。

 

イオン式は
Cl-1

 

 

このように、
電子の数が減ったり増えたりすることで、
陽イオンや陰イオンができます。

 

 

どの元素が陽イオンになるのか、
どの元素が陰イオンになるのか、
それらは電子配置で決まっています。

 

参考
安定な電子配置
陽イオン
陰イオン

 

 

それでは、今回はここまで。

サイト運営者情報


HOME 原子・電子配置 化学反応 無機化学 有機化学