原子価 | みくあす化学館

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原子価

 

今回は、原子価について。

 

 

あらかじめ知っておくべきこと
共有結合

 

 

原子が共有結合を作るとき、
どの元素であるかによって
結合の本数は決まっています。

 

 

水素、フッ素は1本
酸素は2本
窒素は3本です。

 

この数を原子価と言います。

 

 

言い直すと、
水素、フッ素は原子価が1の元素。
酸素は原子価が2の元素。
窒素は原子価が3の元素。

 

 

この数は決まっているのです。

 

つまり、以下に示すような例は
おかしいということです。

 

 

・フッ素が二重結合で繋がっている

F=F

 

・窒素が単結合で繋がっている
N-N

 

 

これらは、間違いです。

 

 

原子価は元素によって
決まっているんです。

 

 

原子価の数を覚えておいてください。

各元素の原子価

 

原子価1の元素 : 水素、フッ素、塩素

 

原子価2の元素 : 酸素

 

原子価3の元素 : 窒素

 

原子価4の元素 : 炭素

 

 

例えば、水の構造式は

 

H-O-H

 

となります。

 

Hからは1本だけ結合が出ています。
Oからは左右に1本ずつ、計2本の結合が出ています。

 

Hの原子価は1
Oの原子価は2なので
これは正しいです。

 

 

では、間違った例を出します。

 

H-H-O

 

これはダメです。

 

真ん中のHの原子価が2になっているし、
Oの原子価が1になってしまっています。

 

水はこんな結合の仕方はしていません。

 

 

真ん中に酸素があって、
その左右に水素がくっついているのが
正しい構造です。

 

H-O-H

 

 

このように、構造式を書くときは
原子価が正しいか確認しましょう。

 

 

別の例を出します。

 

二酸化炭素の構造式は

 

O=C=O

 

となります。

 

Oからは2本結合が出ています。
Cからは左右に2本ずつ、計4本の結合が出ています。

 

Oの原子価は2
Cの原子価は4なので
これは正しいです。

 

 

理解できましたか?

 

 

それでは、今回はここまで。

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