原子量 | みくあす化学館

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原子量

今回は、原子量について。

 

 

原子量というのは、
原子の相対的な重さです。

 

 

つまり、相対質量とほぼ同じです。

 

 

炭素の相対質量12が基準なので
炭素の原子量は12です。

 

 

しかし実は、
正確に言うと炭素の原子量は
12.01です。

 

 

基準のはずなのに
なんで12ピッタリじゃないんだ!

 

 

その理由を説明しますね。

 

 

 

「炭素の相対質量12が基準」
ですが、この基準となる炭素とは
12Cのことです。

 

 

これは普通の炭素です。

 

 

しかし、炭素には極まれに
レアな13Cや14Cがあります。

 

同位体というヤツです。

 

 

 

なので、基準は12Cですが、
実際の自然界の炭素には13Cが
極微量(1.07%)だけ入っているんです。

 

 

 

相対質量と質量数はほぼ同じなので、
それぞれの相対質量は
12Cが12
13Cが13
となっています。

 

 

 

炭素の重さは12ですが、
極微量だけ13が入っているので
原子量は12より少しだけ重くなります。

 

 

それを計算に入れると
炭素の原子量は12.01になると
いうわけです。

 

 

他の例を見てみましょう。

 

塩素には2種類の同位体
35Clと37Clがあります。

 

自然界の塩素は35Clが75.78%、
37Clが24.33%含まれています。

 

 

ほとんど35Clだけど37Clも
結構ありますね。

 

 

相対質量は
35Clが34.97(75.78%)
37Clが36.97(24.33%)

 

 

今回は計算してみましょう。

 

34.97×75.78/100(%)+36.97×24.33/100(%)=35.45

 

 

というわけで、塩素の原子量は
35.45となります。

 

これが塩素の平均的な重さです。

 

 

 

原子量は、
実際の自然界の元素の重さを
表しているのです。

 

 

各元素の原子量は
周期表にすべて載っています。

 

 

それでは、今回はここまで。

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