反応熱の種類 | みくあす化学館

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反応熱の種類

 

今回は、反応熱の種類について。

 

 

反応熱にはいくつか種類があります。

 

 

燃焼熱

 

物質1molが完全燃焼するときに
出る反応熱を燃焼熱と言います。

 

 

炭素(黒鉛)燃焼熱は394kJ
一酸化炭素(気)の燃焼熱は283kJ

 

 

熱化学方程式を書くと

 

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注目する物質は「燃焼する物質」なので
左辺にあります。

 

燃焼する物質が1molになるように
熱化学方程式を書いてください。

 

 

 

 

生成熱

 

物質1molが成分元素の単体から
生成するときの反応熱を生成熱と言います。

 

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注目する物質は「生成する物質」なので
今度は右辺にあります。
間違えないように。

 

なので今回は右辺のCOを1molに合わせます。

 

 

また、生成熱は、
「単体から生成したときの熱」なので、
左辺は必ず単体の物質になります。

 

 

塩化ナトリウムの場合はこうなります。
Na(s)+Cl2(g)=NaCl(s)+411kJ

 

 

塩化ナトリウムは他の反応でもできます。
例えば、

 

HCl+NaOH→NaCl+H2O

 

これも、塩化ナトリウムが生成していますが、
左辺が単体ではないのでダメです。

 

 

中和熱

 

酸とアルカリを混ぜると中和して、
そのとき熱が発生します。
それが中和熱です。

 

中和熱は、酸とアルカリが中和して
水1molができるときの反応熱です。

 

なので、注目する物質は水です。
水が1molになるように
熱化学方程式を書きます。

 

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aqは水という意味です。
つまりH2SO4aqは希硫酸、
KOHaqは水酸化カリウム水溶液です。

 

中和熱の場合は状態を書かなくてもいいです。
書かなくても水溶液分かるので。

 

ちなみに中和熱は必ず56kJです。
注目する物質がどれも水なので、
同じ値になるのは当たり前です。

 

 

 

溶解熱

 

水に溶かすと熱が出るものがあります。
これが溶解熱です。
逆に、水に溶かすと
冷たくなるものもあります(吸熱)。

 

溶解熱は、
物質1molが水に溶けるときに
出入りする熱です。

 

H2SO4+aq=H2SO4aq+95kJ

 

左辺のaqは水という意味です。

 

 

 

それでは、今回はここまで。

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