熱化学方程式 | みくあす化学館

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熱化学方程式

 

今回は、熱化学方程式について。

 

 

水素と酸素が反応して
水になると286kJの反応熱が出ます。

 

 

これを式で表すと

 

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(g)は気体(gas)、(l)は液体(liquid)という意味です。
ちなみに固体(solid)は(s)。
(固)、(液)、(気)と書いてもOK。

 

「なんで分数がでてくるんだ!」
と思うかもしれませんが、
反応熱は1molあたりの値なので、
水が1molじゃないといけません。

 

普通の化学反応式だと

 

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これだと水が2molありますよね?
だから両辺に1/2を掛けて

 

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これで水が1molになりました。

 

 

これに反応熱と状態を加えれば

 

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というわけです。

 

これが熱化学方程式です。

 

熱化学方程式では「→」ではなく
「=」で両辺を繋ぎます。

 

 

参考
「→」と「=」の違い

 

 

熱化学方程式には、
各物質の状態を書かないといけません。

 

 

なんで状態を書かないと
いけないかと言うと、
状態によって反応熱が違うからです。

 

例えば、液体の水じゃなくて
気体の水ができたら

 

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こうなります。
さっきと反応熱が違います。

 

 

状態によって値が変わるから
ちゃんと表記しないといけません。
めんどくさいけど。

 

 

吸熱反応の場合は
反応熱にマイナスをつけます。

 

 

C(黒鉛)+CO2(気)=2CO(気)-172kJ

 

※炭素は「黒鉛」と「ダイヤモンド」で
反応熱が異なるので(黒鉛)、(ダイヤモンド)と表記する。

 

 

熱化学反応式を書くときのポイントは
・注目する物質が1molになるようにする。
・「→」ではなく「=」を使う。
・発熱は+、吸熱は-をつけて反応熱を表記する。

 

 

それでは、今回はこれで終わります。

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