酸 | みくあす化学館

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今回は、酸について。

 

 

塩酸や硫酸など、
赤色リトマス紙が赤色になる液性を
酸性といいます。

 

 

酸の正体は
オキソニウムイオンH3O+です。

 

 

これはH2OとH+がくっついたものです。

 

 

例えば塩酸は、
塩化水素の水溶液なので

 

HCl+H2O

 

と表せます。

 

塩化水素は水溶液中で電子して

 

H++Cl-

 

となりますね。

 

このH+が水とくっついて
オキソニウムイオンH3O+になります。

 

 

HCl+H2O→H3O++Cl-

 

 

このように、オキソニウムイオンが
生成するので塩酸は酸性です。

 

 

硫酸の場合は、

 

@H2SO4+H2O→H3O++HSO4-

 

AHSO4-+H2O→H3O++SO42-

 

硫酸はHが2つあるので
2段階電離します。

 

 

このように、オキソニウムイオンを
生成するものが酸です。

 

H+が生成すればオキソニウムイオンが生成します。
なので、水は省略してしまって
H+を酸として見ることが多いです。

 

 

つまり、オキソニウムイオンなんて
覚えなくていいんです。

 

 

H+が酸の正体ってことです。

 

 

塩酸は
HCl→H++Cl-

 

硫酸は
H2SO4→H++HSO-
HSO-→H++SO42-

 

 

このように、電離して
H+が生成するものが酸です。

 

 

硝酸は
HNO3→H++NO3-

 

 

酢酸は
CH3COOH→H++CH3COO-

 

酢酸は一番最後のHだけ電離します。
前のH3はCとガッチリ結合してるので電離しません。

 

CH3COOH←電離する
↑電離しない

 

 

酸では、Hが取れる数を
価数といいます。

 

塩酸、硝酸、酢酸は
Hが1個しか取れないので、
価数は1(1価)です。

 

硫酸はHが2個取れるので
2価の酸です。

 

 

ちなみに、3価の酸には
リン酸というものがあります。

 

H3PO4

 

 

3価なので3段階で電離します。
1個ずつHがもげるだけです。

 

 

H3PO4→H++H2PO4

 

H2PO4-→H++HPO42-

 

HPO42-→H++PO43-

 

 

 

それでは、今回はここまで。

 

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