窒素の酸化物 | みくあす化学館

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窒素の酸化物

 

今回は、窒素の酸化物について。

 

 

窒素は高温で酸素と反応して
一酸化窒素になります。

 

 

2N2+O2→2NO

 

 

一酸化窒素は無色の水に溶けにくい気体です。
水上置換方で集められます。

 

 

実験室では、銅と希硝酸の反応で発生させます。

 

3Cu+8HNO3→3Cu(NO3)2+4H2O+2NO

 

窒素化合物の化学反応式は書くのめんどくさいです…

 

 

一酸化窒素は、
空気に触れるとすぐに酸素と反応して
二酸化窒素になってしまいます。

 

2NO+O2→2NO2

 

 

二酸化窒素は、
見るからにヤバそうな茶色の毒ガスです。
水に良く溶けて硝酸になります。

 

3NO2+H2O→2HNO3+NO

 

化学反応式めんどくせぇ…
また一酸化窒素が出てきます。

 

 

二酸化窒素は、
銅と濃硝酸の反応でも
発生します。

 

Cu+4HNO3→Cu(NO3)2+H2O+2NO2

 

 

二酸化窒素は茶色の気体ですが、
冷やすと透明な四酸化二窒素になります。

 

2NO2→N2O2

 

二酸化窒素が2個くっついただけです。
温めると二酸化窒素に戻ります。

 

N2O2→2NO2

 

つまり、二酸化窒素は
冷やすと色が薄くなって、
温めると色が濃くなります。

 

 

 

まとめ

 

一酸化窒素
・無色で水に溶けない
・銅と希硝酸で発生
・空気に触れると二酸化窒素になる

 

二酸化窒素
・茶色で水に溶ける
・水に溶けると硝酸
・銅と濃硝酸の反応で発生
・冷やすと色が薄くなる

 

 

窒素の酸化物にはもうひとつ、
一酸化二窒素N2Oというものもあります。

 

別名「笑気ガス」
麻酔に使われる気体です。

 

マイナーな窒素酸化物なので
覚えなくていいです。

 

 

 

それでは、今回はここまで。

 

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