リン | みくあす化学館

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リン

 

今回は、リンとその化合物について。

 

 

リンなんてあまり出てこない元素だけど、
意外と身近にあります。

 

 

リンの同素体には、
赤リンPx(せきりん)と
黄リンP4(おうりん)があります。

 

 

赤リンはリン原子が網目状に
たくさん繋がっているのでPxと表記します。

 

黄リンは4つのリン原子が
三角錐型に繋がっているのでP4。

 

 

赤リンは無害で、身近な物質です。
マッチの先っぽについてる赤いヤツです。

 

マッチ箱の横のザラザラも
赤リンです。

 

マッチをこすると
摩擦熱で赤リンが発火します。

 

 

黄リンは、赤リンと違って
有毒な危険物です。

 

黄リンは、何もしなくても
空気中に置いておくだけで
自然発火します。

 

なので水中に保存しておきます。

 

 

燃えると十酸化四リンになります。

 

P4+5O4→P4O10

 

 

十酸化四リンは、
白色粉末ですが、
すぐに空気中の水を吸って
べちゃべちゃになります。

 

このように、吸湿性があるので
強力な脱水剤として使われます。

 

 

水を吸った十酸化四リンは
リン酸になります。

 

 

P4O10+6H2O4→H3PO4

 

リン酸は、そこそこ酸性の物質です。
強酸よりは弱いけど、弱酸より強いです。

 

 

めずらしい3価の酸です。

 

三段階で電離します。

 

H3PO4→H++H2PO4-

 

H2PO4→H++HPO42-

 

HPO4-→H++PO43-

 

水素が1個ずつもげてくだけです。

 

 

 

水素が1個中和するとリン酸二水素塩(酸性塩)
水素が2個中和するとリン酸水素塩(酸性塩)
水素が3個中和するとリン酸塩(正塩)になります。

 

リン酸二水素塩
・リン酸二水素カリウムKH2PO4

 

リン酸水素塩
・リン酸水素ナトリウムNa2HPO4

 

リン酸塩
・リン酸カルシウムCa3(PO4)2

 

 

リン酸カルシウムは水に溶けない白色固体で、
骨や歯の主成分です。

 

骨のカルシウムとは
リン酸カルシウムのことです。

 

カルシウムって白いイメージあるけど
それはリン酸カルシウムの色です。

 

カルシウムの単体は金属なので
銀色(黒っぽい)です。

 

 

それでは、今回はここまで。

 

 

 

 

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