塩素とその化合物 | みくあす化学館

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塩素とその化合物

 

今回は、塩素とその化合物について。

 

 

塩素は、黄緑色の
いかにも毒ガスって感じの気体です。

 

プールのにおいがします。
(プールは塩素で消毒している)

 

 

毒ガスなので、雑菌が死滅します。
なので、少量なら消毒に使えます。

 

 

また、塩素は漂白作用があります。
塩素の中にバラを入れておくと色が薄くなります。

 

 

この漂白作用を利用して
塩素系漂白剤として使われています。
「まぜるな危険」のヤツです。
酸と混ぜると塩素が出て死にます。

 

 

塩素は、塩酸と二酸化マンガンの反応で発生します。

 

MnO2+2HCl→MnCl2+2H2O+Cl2

 

また、さらし粉という粉に
塩酸を加えても発生します。

 

CaCl(ClO)・H2O+2HCl→CaCl2+2H2O+Cl2

 

 

工業的には、食塩水の電気分解で作ります。

 

 

 

塩素は、多くの金属元素と化合して
塩化物塩を作ります。

 

塩化ナトリウム、塩化銅など。

 

 

塩以外の塩素化合物で有名なのは
塩化水素です。

 

 

塩化水素の水溶液は塩酸で、
安価な強酸としてよく使われます。

 

塩酸はイオン化傾向の大きい金属と反応して
水素を発生します。

 

2HCl+Zn→ZnCl2+H2

 

 

塩化水素は、塩化ナトリウムに
濃硫酸を加えて加熱すると発生します。

 

NaCl+H2SO4→NaHSO4+HCl

 

これは揮発性酸遊離反応です。

 

塩酸と硫酸はどちらも強酸なので
弱酸遊離反応ではありません。

 

 

参考
弱酸遊離反応
揮発性酸遊離反応

 

 

塩化水素は、アンモニアを近づけると
白煙を生じます。

 

この白煙は塩化アンモニウムです。
塩化アンモニウムは固体ですが、
ものすごく細かい粉が舞って白煙に見えます。

 

HCl+NH3→NH4Cl

 

塩化水素が発生しているかどうかは
アンモニアを近づければ分かるということです。

 

逆に、アンモニアが発生していることを
塩化水素で確認することもできます。

 

 

 

それでは、今回はここまで。

 

 

 

 

 

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