酸無水物 | みくあす化学館

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酸無水物

 

今回は、酸無水物について。

 

 

酸無水物とは、
カルボキシル基から水分子が
取れて縮合した物質です。

 

 

例えば、酢酸2分子を
十酸化四リンで脱水すると
無水酢酸になります。

 

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これが酸無水物です。

 

 

また、無水マレイン酸という
物質もあります。

 

これはマレイン酸から
水分子が取れたものです。

 

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マレイン酸は分子内に2個のカルボキシル基があります。
カルボキシル基はシスの位置にあります。

 

なので無水物になるために
2分子なくても大丈夫。
1分子内の2個のカルボキシル基で無水物を作ります。

 

マレイン酸は加熱するだけで
水分子が取れて無水マレイン酸になります。

 

ちなみに、カルボキシル基が
トランスの位置についてるものは
フマル酸という名前です。

 

フマル酸はカルボキシル基同士が
離れているので加熱しても
酸無水物にはなれません。

 

 

 

似たような物質で、
芳香族カルボン酸のフタル酸があります。

 

フタル酸は、カルボキシ基の位置が違う
o-フタル酸(フタル酸)、m-フタル酸(イソフタル酸)、p-フタル酸(テレフタル酸)の
3種類があります。

 

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このうち、o-フタル酸はカルボキシ基の
位置が近いので加熱すると無水フタル酸になります。

 

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それでは、今回はここまで。

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